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葉山の真名瀬(しんなせ)漁港付近より。右手は森戸海岸といい沖の岩礁地帯である名島には鳥居が立ち龍神が祀られている。鳥居のそばには裕次郎灯台がある。戦後の日本映画の大スターである石原裕次郎氏は昭和62年度(1987)に52歳で亡くなった。裕次郎氏の3回忌を記念し兄の石原慎太郎氏が会長を務めていた日本外洋帆走協会が基金を集め名島に建設した。高さは約11mで3秒に1回白色光が点滅する。正式名称は葉山灯台である。岸の森戸神社は源頼朝創建といわれ境内裏には裕次郎氏の記念碑が海を臨む。記念碑には映画「狂った果実」の主題歌の一節「夢はとおく 白い帆にのって 消えていく 消えていく 水のかなたに」が刻まれている。下部には「太陽の季節に 実る 狂った果実達の 先達 石原裕次郎を 偲んで」と刻まれている。鐙摺(あぶずり)地区の葉山港は日本のヨット発祥の地である。明治15年(1882)農商務司法大臣金子賢太郎の息子が外国人のヨットレースを見て横浜本牧の造船所で作らせたヨットを葉山の別荘へ持ち込んだ。昭和39年(1964)の東京オリンピックでは江の島湘南港と共にヨット会場となった。 ![]() |
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