細菌学の泰斗ロベルト・コッホとその高弟北里柴三郎との師弟愛を語るこの碑は、
もと霊山山上にあったが、地盤の脆弱化により現状保持に懸念あるため、
コッホの結核菌発見百年を機とし、各方面の協力援助を得て、碑を山の南端
稲村ガ崎に移し、もって永くその保全を計るものである。

澤壽郎 撰
小島寅雄 書

昭和五十八年十一月
鎌倉市医師会